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自律神経と女性

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36785

自律神経と女性

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ダ・カーポ 〜da capo〜

▼詳細
わたしたちの神経系は大きく2つに分類されます。1つは木の幹にあたる「中枢神経」(脳や脊髄)、もう1つは木の枝にあたる「末梢神経」です。末梢神経はさらに意思によって動かすことのできる「体性神経」と意思とは関わりなく身体の機能調整、おもに内臓の機能を支配している「自律神経」に分類されます。この自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2種類から成り立っています。この2つの神経は全身にネットワークを形成し、さまざまな器官に対して相反する働きをしながら、お互いにバランスをとりあって、身体の『ホメオスタシス(生体恒常性)』を維持する機能を担っています。交感神経は『活動する神経』といわれます。仕事や運動をするときに心臓の拍動や血圧を高める働きをして、緊張の状態をつくることで精神活動を活発にします。副交感神経は『休む神経』といわれ、内臓や器官の働きをリラックスさせる神経です。休息・食事・睡眠をとるときに優位に働きます。昼間は交感神経が働き、夜になると副交感神経が働いてうまく自律神経のバランスが維持され、健康が保たれるのです。自律神経もホルモンも脳の視床下部がコントロールしています。視床下部はホルモン分泌の指令を出すだけでなく、ホルモンからの情報を受け取り、相互に作用します。女性ホルモンには黄体ホルモンと卵胞ホルモンがあり、黄体ホルモンは妊娠と出産の準備、卵胞ホルモンは思春期の女性らしい身体をつくり月経を起こすほかに動脈硬化を防ぎ、骨にカルシウムを蓄えて女性の健康をまもる働きをします。更年期の卵胞ホルモンの分泌低下は更年期障害や生活習慣病をまねきやすく、女性ホルモンのバランスが崩れると自律神経にも乱れが生じます。自律神経失調症の特徴は、めまい・頭痛・動悸・微熱・倦怠感など全身にわたってさまざまな不定愁訴(原因不明の不快な症状)が現れることです。それに基づきさまざまな検査をしても以上所見が見出せない状態を自律神経失調症といいます。
●ストレスによるうつ状態からも「抑うつ型自律神経失調症」に
慢性的なストレスの蓄積などからうつ状態になり、自律神経に変調をきたすと疲労・倦怠感・不眠・食欲不振などを主体とした症状が。几帳面な人、完全主義の人、執着心の強い人、気分の沈みがちな人がなりやすい傾向に。
●最近増えている「生活習慣性自律神経失調症」
夜更かしや職場の勤務時間帯が不規則なために睡眠のリズムが乱れ、さらに自律神経のリズムまでもが狂ってしまうものです。休息すべき時間に交感神経が興奮してしまい、動悸や発汗などの症状がでます。反対に活動すべき時間に交感神経が正常に働かないためにめまい・立ちくらみ・倦怠感・低体温などの症状が現れます。このタイプの場合は睡眠を充分にとることを中心に生活リズムの改善が必要です。仕事と休息の区別をつけて、休むときにはくつろげる環境をつくりましょう。

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